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粕毛川源流部・世界遺産地域沢歩きに行ってきました! 2日目

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みなさんこんにちは!
2日間にわたるエコツアー「粕毛川沿いから望む世界遺産~山中に1泊し、沢歩きを楽しむ~」。
前回に引き続き、今日は2日目の様子をレポートします!

早朝、早い人は朝日とともに起きだしていました。
山にいると、早寝早起きは自然の理にかなったリズムなんだと痛感します。
・・・ちなみに私は、慣れない川原の石の寝床に戸惑いながらも、前日の疲れと美味しいお酒の効果で思いのほかぐっすりと眠っていたので、起きたときには大分外が明るくなっていました(汗)。

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朝食を済ませたら、沢歩き前の体操。
なれない寝床で硬くなった体をほぐします。
怪我をしないように、入念に!

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体操が終わったら、今日は下流に向けて出発。
この日は前日登った一ノ又沢が注ぐ粕毛川本流を下ります。

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沢を下し始めてすぐ、あちこちに金属の棒が落ちているのが目に付きます。
これはいったい何?

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今度は謎のワイヤーに、巨大な古代遺跡?のような機械も。
実はこれらの遺物は、昭和30年代まで木材運搬用に使われていた「森林鉄道」のレールなんだそうです。

「森林鉄道」という言葉をあまり聴いたことのない人も多いと思います。
「森林鉄道」は木材需要の大きかった1960年代ごろまで、全国各地の林産地帯で使用されていた輸送手段で、名前のとおり山林から切り出した木材を運搬するための鉄道です。
ここ藤里町でも、かなりの範囲にわたって森林鉄道が敷設されていたとのこと。
なんと能代市の二ツ井駅まで鉄道が続いていたというから驚きです!
(※ちなみに現在藤里町には電車は通っていません)
バスなどが走っていなかったころは、この森林鉄道の木材の上に乗って移動する町民も多かったとか。
当時の様子を知る年配の方の話を聞いていると、町民の主要な交通手段の一つだったようです。

ところで、なぜこんなに沢山のレールが回収されずに残っているかというと、粕毛川沿いの森林鉄道は、昭和30年代の洪水で突然廃線になったため、通常の廃線になった鉄道よりも、未回収のまま放置された部品がかなり多かったようです。

その後、トラックなどの高性能化で次第に森林鉄道はその姿を消して行きましたが、ここ粕毛川上流部ではかなりの痕跡が残っており今でも当時の姿をうかがい知ることができます。

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話を沢歩きに少し戻します。
2日目は本流を歩くことになるため、前日の沢よりも川幅が広くなっています。
本流は狭い沢とはまた違った魅力があって、2日目でも飽きません。

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流れが強く、深いところではロープを伝って渡ったり、大きな岩をよじ登ったり、1日目よりもダイナミックな動きが多いかもしれませんね。
(※私の中の沢登りのイメージはこんな感じでした!)
初心者も含めて、皆さんこれらの難所を見事クリアしていきました!

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さらに少し下った対岸に、謎の洞窟を発見!
そう、これも森林鉄道のトンネル跡です。
森林鉄道は木材を運搬する鉄道なので、人間が立って通れるほど大きなトンネルを作る必要はあまり無かったそうですが、このトンネルはかなり立派で、大人が立って歩いても余裕があります。
ちなみに手前側はなんと手掘り(!)のため岩肌がゴツゴツしていて洞窟のようですが、奥のほうはコンクリートで固めてあるため、きれいな形をしています。

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廃線になった後もしばらく、これらの鉄道跡を歩いて山菜取りに来る人たちが多かったそうですが、長年の間に崩れたりした土砂に埋もれて、今は訪れる人もほとんどありません。

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トンネルをくぐり、少し鉄道跡の上を歩きます。
なんと、当時のものと思われる枕木が1本、残っていました。
粕毛川沿いには、このような鉄道跡の石積みがかなり上流までずっと続いています。
この町の人たちは、ずっとずっと昔から山の恵みと共に生きてきたんですね。

折返し地点から再び川を登り、テントに着いたあと少し時間があったのでもう少しだけ川を登って、今回の旅は終了です。
(個人的には、テントやらシートやらを満載した背負子を背負っての帰り道が、体力的に一番辛かったです)

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帰り道の途中に美味しい湧き水がありました!
沢歩きで散々びしょぬれになったはずなのに、これはこれで美味しい&気持ちいい!

今回の沢登りでは、「白神山地の自然の豊かさ」を全身で感じられたのはもちろん、「この町の人々が白神山地とどう関わって生きてきたのか?」ということも、ちょっぴり知ることができる、なかなか貴重なツアーになったんじゃないかと思います。

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2日間に渡った今回のツアー、いかがだったでしょうか?
皆さんまたいつか、粕毛川に遊びに来てくださいね!
夏はそろそろ終わりですが、紅葉の季節もすばらしいですから!

そして今回は来られなかった人も、是非またの機会に藤里町に遊びに来てくださいね!
白神山地の麓で、皆さんをお待ちしています!

成

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